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2006年04月30日

「うつ」にも色々…20-30代の会社員が直面する社会との隙間

書いた人: 森のモモ(ライター紹介) カテゴリー:ストレス対策コラム

企業で働く若い世代に「社内うつ」を患う人が増えているという調査結果があります(20~30代で急増する「社内うつ」より)。

>20~30代の若手社員で「うつ状態」に陥る人たちが急増しているという。
>これまでは40代以上の管理職世代のうつ状態が顕著だったが、ここに来て
>若手社員まで症状が広がっているのはいったいなぜだろうか。

ここで取り上げているのは、一般的に語られる「うつ」ではなく「社内うつ」です。
この二つがどのように違うのか、なぜ若い世代に急増中なのかを、早稲田大学の小杉正太郎教授へのインタビューと著書からの引用を元に丁寧に解説し、とても興味深い内容になっています。

結論から言うと「社内うつ」とは「適応障害」のこと。社内という一定の空間と状況でのみ表れる症状です。コミュニケーションが苦手と評される若年層が陥りやすいというのも納得できる気がします。

「うつ」は遺伝的要素が強いとされ原因が特定されていません。それに比べ「社内うつ」ははっきりとその正体が適応障害であるとわかっていて、かつ原因を取り除けば症状も治まります。しかし問題は、生活の糧を得るために一日のほとんどを過ごす職場がストレスを生み出すという皮肉さです。

ストレッサー(ストレスを引き起こす原因)は人間関係や「仕事を自らコントロールできない不満や焦燥感にあるようだ」と分析されていますが、原因がわかったからといって問題がすぐに解決するわけではありません。むしろそこから自分はどうすればいいのか?と別の悩みを抱えることになるでしょう。

しかし、自分を苦しめる何ものかの正体がわかれば対処の仕方も必ずあります。社会生活に適応できないというらく印を押されたようでドキリとしますが(私自身、あの時そうだったのか……と目からウロコが落ちる思いでした)、自分に足りないものがあれば見つければいいし必要なら人の手も借りる。適応できないのは果たして個人の問題なのか?体と心が悲鳴を上げるほど過酷な職場環境ではないのか?その場合、そこに適応する努力をしてあえてとどまることの是非も含めて、自分を知るきっかけにしてみてはどうでしょうか。

小杉教授が開発したストレス・マネジメント検査「Co-Labo」




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