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2006年06月03日

自殺の特効ワクチンは、「グチる」こと!

書いた人: 佐藤未果(ライター紹介) カテゴリー:ストレス対策コラム

先日、ある知り合いの結婚式二次会に出席したのですが、
その席で、思わぬ告白を受けました。
久しぶりに会った友達が、「こないだまでうつ病で休職してた」と言うのです。
彼は見る限りとても元気そうだったので、ちょっとビックリしました。

でも、私もうつ病経験者。
うつ病のことを誰かに話すにはとても勇気がいるって、よく分かっています。
話に耳をかたむけながら、彼の勇気をひそかにたたえ、
彼が死ななくてよかったと、心から思いました。


うつ病と自殺には密接な関係があること、ご存じでしょうか。


自殺してしまった人のうちの約30~70%が、
うつ病の診断に当てはまるとの報告があります。(注1)

ここ8年間、日本国内で自殺により亡くなる人は3万人を越えている
ので、
そのうちの1~2万人は、うつ病が原因の自殺者だといえます。

うつは「ココロの風邪」とも呼ばれ、まるで軽い病気のようにイメージされていますが、
実際はそんなになまやさしいものではなく、「死に至る病気」なんです。


しかし、うつ病による自殺をくいとめようとする取り組みも始まっています。
例えば、自殺率が数年間ワースト1の秋田県では、
うつを啓発し、うつについて話しやすくする環境を整えることで
自殺者をへらす試みがなされています。


身近に相談相手 うつ防ぐ
 (2006年5月9日 読売新聞)

具体的には「住民相談員をつくる」「講演会を開く」「うつについてのパンフレットを配る」
などの活動をおこなった結果、
秋田県内6町のモデル地区内だけで01年に計30人いた自殺者が、
04年には15人に半減。秋田県藤里町では17年ぶりにゼロになりました。


うつ病についての知識をひろめ、苦しみを人に話しやすくすると、自殺者が減るんですね。


実際、私もうつ病にかかっている時に
文字通り、何度も死にそうになりました。
そのたびに、話を聞いてくれる友人や、お医者さんに助けられました。

今の日本ではまだ、
「うつ病です/でした」「今とても落ち込んでて、うつかもしれない」
と人にはなかなか話しづらいですが、
もっと気軽に話題にできるようになれば、
苦しみも減るのかもしれません。

--
注1 <参考文献>
よくわかるうつ病のすべて p.300 (2005,永井書店)




次回も読んでくれます?
すごく Yes の方 投票する! 
やや Yes の方 投票する? 
別に … の方 ハーブ でも飲んで、もっと素直な子になって下さい


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