良くも悪くもお互い様!それが正しい社会のあり方。
| 書いた人: 森のモモ(ライター紹介) | カテゴリー:ストレス対策コラム |
ないより、あった方がいい!――適度なストレスは仕事への満足感に役立つ
障害者保険会社「UnumProvident」が、成人1300人を対象にイギリスで行った調査です。
「仕事に対して前向きな姿勢でいる人の半数近くは自分の仕事に対して何らかのストレスを感じ、
満足していない人のうち約2割が全くストレスがないと同時に物足りなさを感じている」
なるほど!ストレスを「刺激=やりがい」と置き換えれば自然な心理といえるでしょう。
そしてもっと共感したのが、「ストレスが全くないのは過労と同様にマイナスで
道徳心や自尊心の低下にもつながる」という部分。
記事中では他にも「充実感は金銭的な報酬よりも職場環境や
人間関係、仕事自体の性質などに大きく影響される」との分析を紹介しています。
1920年代の米国でエルトン・メイヨーら米国ハーバード大学の研究グループが行った「ホーソン実験」でも
労働者の意欲を刺激することが作業効率を上げる要因になるという仮説を立てています。
この実験で被験者である従業員たちへのストレスとなったのは、
照明を明るくする、規則的な休憩をとらせる、労働時間の短縮などの環境や条件の変化ではありませんでした。
「自分が実験に参加する重要な存在だと一人ひとりが意識することで
作業グループに一体感ができた。それが達成感や満足感につながり
生産量の上昇にもつながった」のです。
私はこれらの調査や実験結果を読みながら、以前聞いたある人の話を思い出しました。
民間企業から公的機関に転職した知人なのですが、
一緒に働く人々との意識の違いになかなか馴染めなかったそうです。
「利益を追求するという目的がない場で仕事への
モチベーションを保つのが大変」とも言っていました。
環境が人に与える影響について考えさせられる言葉ではないでしょうか。
これと全く逆の価値観を持つのが成果主義を取り入れた職場のように思えますが、
こちらはこちらで個人の能力や努力だけに頼る、数字に表れない過程が評価されにくいなどの理由で
社員のやる気を失くす結果になってしまうケースがあるようです。
「組織または社会」と「個」は切り離せない関係です。
良いストレスのある職場にはやる気のある社員が集まり作業効率も上がります。
満足度の高い会社になれば、そこで働く人々の自尊心も満たされ
不祥事や不正などモラルの低下も防げるのではないでしょうか。
良いことも悪いこともお互いの存在があるから!
そんな当たり前のことを忘れないようにしたいですね。
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