ストレスが引きおこす、慢性疲労のメカニズム(前編)
| 書いた人: 佐藤未果(ライター紹介) | カテゴリー:ストレス対策コラム |
夏だからでしょうか、なんだかだるい日が続く今日この頃、
みなさんはいかがお過ごしですか?
今年は土用の丑の日が7/23・8/4と2回もあったので、それを口実に
ここぞとばかりにウナギをたくさん食べてみたのですが、
あんまり疲れが取れません。
夏バテかな。でも、栄養をきちんととったり、早く寝るように心がけたりしても
ちっとも疲れが取れない時って、ありますよね。
そもそも「疲れ」ってなんでしょう。
例えばカラダを動かした時に感じる疲れは、
ゆったりお風呂に入って、一晩ぐっすり眠ればすっきり解消します。
でも、どんなに寝てもちっとも取れない疲れって、
カラダを動かした時に感じる疲れとは、ちょっと違う感じ。
これって、いったいなに?
ここで、古いようで新しい「疲れの科学」、最新の研究をのぞいてみましょう。
ひと晩寝てもとれない慢性的な疲れの原因、
最も有力な説は、「ストレスのたまりすぎ」です。
仕事の疲れや、日常生活などで精神的・肉体的なストレスがたまっている状態で
これを放っておくと、自律神経の働きが狂い、免疫力が低下します。
すると体内に潜伏していたウイルスや細菌が活動を始め、
カラダはウイルスなどの撃退活動にともなって、常に疲労感物質を作りだすことに。
ウイルスと年中戦っている状態だと、疲労感物質も常に作られつづけるので、
寝ても覚めてもずーっと疲れた感じになってしまうんです。(*1)
これが、「慢性疲労」のメカニズム。
日常で感じるストレスが解消できず、悪循環におちいってしまうと、
なんだか体がいつでもだるい「慢性疲労状態」になるんですね。
あれれ、もしかして私も、慢性疲労状態?
うーん、ここまで疲れる前に何とかするには、どうしたらいいの?
……なんて、実は調べた結果がすでに手元にあるのですが、
文字数の関係上、今回はここまで。次回をどうぞお楽しみに。
ちなみに、厚生労働省の疫学調査によれば、
疲労を感じている人は全体の60%、
そのうち約半数は、ひと晩寝ても疲れがとれないと答え、
疲労が6ヶ月を超える慢性疲労者が、なんと36%もいると分かりました。(*2)
ひえー、みんな、メチャクチャ疲れてるんですね。
--
*1 healthクリックHP内コンテンツ あなたの疲れは「スッキリ疲労」?「グッタリ疲労」?
*2 厚生労働省 厚生労働科学研究成果 平成11年度 疲労の実態調査と健康づくりのための疲労回復手法に関する研究(総括研究報告)
参考:
文部科学省 科学技術振興調整費プロジェクト「疲労及び疲労感の分子・神経メカニズムとその防御に関する研究」班HP
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