温泉に入るとぐっすり眠れるのはなぜ?
| 書いた人: あづちゃん(ライター紹介) | カテゴリー:ストレス対策コラム |
快適な睡眠を得るには、湯船につかり体をあたためることが大切とされています。
実際に、温泉に入った後はぐっすり眠れるという方も多いようです。
では温泉に入ると、どうして熟睡できるかご存知でしょうか?
そこで、今回は「温泉は、本当に睡眠に良いのか?」という研究をご紹介します。
この研究は、秋田大大学院医学系研究科の上村佐知子助教、神林崇准教授らのグループが米スタンフォード大、日本健康開発財団と共同で実施したものです。
今回、平均21歳の男子学生8人に、ナトリウム塩化物泉の温泉に入浴、水道水風呂に入浴、
入浴しない場合について、体温の変化と睡眠時の脳波を調べました。
人間は、夜になると深部体温という体内の温度が低下すると、脈拍数や血圧も下がります。これにより私たちは深い眠りにつき、脳と体は休息をとることができるのです。
また、深い眠りの状態であるノンレム睡眠は、睡眠の深さによりさらに4段階に分けられ、眠りが最も深い段階になるとデルタ波という脳波が現れやすくなります。
今回の実験では、温泉入浴したときに深部体温が最も上昇し、その後急速に下がりました。
脳波測定では、温泉入浴した場合に最もデルタ波が現れ、ノンレム睡眠の中でも最も眠りが深い状態であることが明らかになりました。
この結果について、秋田大大学院の神林准教授は「温泉は睡眠に良いといわれているが、客観的データがなかった。実験で効能を科学的に証明できた」としています。
ただし、温泉に間違った入浴をすると湯あたりを起こすことがあります。
また、熱すぎるお湯につかると、交感神経が活発になり睡眠の妨げになることも。
寝る直前に入浴するときは、38~40度のぬるま湯にゆっくりつかりましょう。
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